フリーランスになるためにやったこと。前準備、サーバーの契約など

自分がフリーでちゃんとやっていこうと決めたのは、まだ赤ちゃんだった子供を保育園に預けずに、家で仕事したいなと感じた時でした。

もともと地元の小さなデザイン会社にパートで入っていたのですが、出産を機に在宅ワークがメインになったところもあり、やっていけると思ったんですよね。

これはコロナ騒動があったのよりだいぶ前の、10年くらい前の話です。

家庭と両立させてくれていた当時のデザイン会社には感謝しています。2年くらいはオフィスに通い、追加で一年くらいはほぼ在宅でした。

しかし、取引先にひどいパワハラをする人がいたり、他にも思うところがあり、退職することにしました。

副業の収入が年額20万円以下なら国に申告する必要はありません。

しかし本格的に収入を得たかったですし、お客様に安心してご依頼してもらいたいと思い、税務署に届け出をちゃんと出そうと決めました。

ただ、私はお金の計算がもともと苦手なのもあって、かなり調べたりして個人事業主になったので、自分がやったことを書いていきますね。

その1.freeeの開業届を利用した

freeeという会計ソフトがあります。そこはいろんなサービスを提供しているのですが、その中の一つに無料の開業届作成サービスというものがあります。それを利用して税務署に開業届を提出しました。同時に、青色申告申請書類も提出しました。

ただし、その時は9月ごろでしたので、その年度は青色申告は出来ませんでした。青色申告申請書類は、毎年3/6頃までに出さないといけないのです。

それを知ったのは年を跨いで初めて確定申告をする時でしたのでだいぶ混乱しましたが、その時の分は白色申告になるということでした。

なので、毎年の受付期間以外に出した青色申告申請書類は、次年度用となるので、今年分は白色申告となります。

税務署からは受け取りましたよーとかの連絡は何もありません…大丈夫かなと思いましたが、出すだけでオッケーです。

また、青色申告申請書を出したからっていって毎年青色にしなくても大丈夫です。収入少ないうちは白色でもいいのではないかと思います。手間が全然違うので…この話はまた別にします！

今は私は会計のfreeeも登録して使ってます。

その2.女性の企業に関する書籍を購入

開業届は出したけど肝心の確定申告のこと、お金のこと、一切分かってなかったので、とりあえずAmazonで関連書籍を買いました。

その本がとてもよかったのでここでもおすすめしておきますね。

それは「女性ひとり企業スタートブック」という本で、FPの小谷さんという方が書かれています。

女性のプチ企業について分かりやすく書かれていて、付録で簡易帳簿のデータがダウンロードできるという内容だったのですが、このエクセルのデータが本当に素晴らしくて、白色申告で大丈夫なくらいのパートさん程度の収入の方には絶対おすすめです！

今でさえ私はfreee会計に年間費払ってますが、初年度はエクセルのこの帳簿をつけて、白色申告しました。これがなかったらマジで出来てませんでした。

結局、著者のFPさんに個別相談

分かりやすく書いてくれてますが、やはりそこは税の話…ところどころチンプンカンプンで、このままではイカンと思い、本の著者である小谷さんに有料の個別相談を申し込みました。

1時間、zoomで分からないところを詳しく教えてもらい、かなり理解が深まりました。

小谷さんはしゃべりやすく明るい方で、この方に相談できてよかったです。フリーランスになる前は、なぜフリーの友達とかみんなレシートレシートって必死に集めて残してるのか、いまいち分かってなかったんですよね。そういった実際の経費との付き合い方も詳しく教えてもらいました。

少しでも不安のある方はこういったサービスを利用してみてもいいかもしれません。（税務署に聞いても教えてくれますが、基本混んでるので税務署にはなるべく行かない方がいいです。苦痛しかないので）

もしくは地域の商工会議所とかが無料の相談会など開いてることもありますので、調べてみてくださいね。

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その3.営業用のサイト制作

これは開業届を出す前でも持ってる人はいてますよね。私は届け出を出してから自分のホームページを作りました。

先にそういうことやっておかないと、なかなかやる気が起きなかったんですよね…

サーバーやドメインについては、パート先でも使っていたサーバー「ロリポップ」を契約して、「お名前.com」でドメインを取得しました。

これが本当にミスったんですけど笑、ロリポップならムームードメインが連携してるので、サーバーと同時に契約したらキャンペーンで独自ドメイン無料になったりしたんですよ。

私それを知らなくてとりあえずドメイン取らないと！ってなって、何も考えずにお名前でドメイン取ったんです。

そしたら2年目以降はどちらからも普通に請求きて、もったいなかったなぁ…。

こんなことパート先では教えてもらってなかったし、当時の未熟さが浮き彫りになる後悔ですね…。

なので、今からレンタルサーバーと独自ドメインを取得する方は、「同じ系列会社」で揃えましょう。

・ロリポップとムームードメイン
・さくらインターネットとさくらのドメイン
・お名前.comにもレンタルサーバーあり
・エックスサーバーとエックスドメイン

自分は別会社にしてしまったのでめんどくさいことになってますので、皆さんは気をつけてください。

おすすめはロリポップ！レンタルサーバー

色々あるレンタルサーバー会社ですが、なぜおすすめかというと、

• 同時申し込みで独自ドメインが永久無料キャンペーンがある。
• スタンダードプランでもマルチドメインごとにメールアドレスを設定できる。

ちょうど今お客様のサーバー移転でさくらインターネットを触ってるんですが、マルチドメインごとにメールアドレスを設定するのにスタンダードプランだと出来ないんです。
これ結構めんどくさくって、他のサーバーからの移転手続きなので、元々利用していたメールアドレスが使えないorビジネスプランへの変更が必要になってきます。

プラン変更は費用に関わってくるところなので、個人的にめんどくさいなぁと思ってしまいました。
なので、迷ったらとりあえずロリポップでいいと思います。UIは若干古臭いですが機能はじゅうぶんです。

なぜレンタルサーバーが必要か

自分の営業用サイトも必要ですが、お客様のサイトをテスト構築する際などにも必要になるため、レンタルサーバーは持っておきましょう。

あとはランサーズなども登録しましたが、この話もまた別でまとめますね。

ランサーズやココナラを使うにしても、テストサーバーを持っていないフリーランスは仕事になりません。最低限の準備と思って契約しましょう。

その4.【重要】フリーナンスに登録

GMOが提供しているサービス「フリーナンス」に登録しました。まだの方は早急に、今すぐ登録することをお勧めします。登録は無料です。

これは何かというとメインは請求書の買取・立替払いをしてくれるというものなのですが、

このサービスには「あんしん補償basic」というものがついてきます。

私たちが日頃仕事を請け負ってる中で、意図しない事故やミスが原因でお客様から賠償を求められた時、使える補償なんです。

無料なのに万が一の時、最大5000万円まで補償してくれるというものなんです。

真面目で技術力のある方でも1人の人間ですからミスは起こります。フリーランスで1人親方だとチェックしてくれる人がいなかったりとリスクは高いです。

これと似てるのがフリーランス協会です。こちらも登録は無料で出来ますが、補償をつけようと思うと有料になります。

有料会員だと福利厚生や交流会も参加できるので、興味のある方はぜひこちらもチェックしてみてください。私は今のところ無料登録のみです。

フリーになるのは何かとお金かかるので、とりあえず無料のフリーナンスで安心を得ましょう。お客様への信頼にも繋がりますよ。

まとめ

とりあえず開業に関して、簡単ですがご紹介しました。

上記の用意が出来たら仕事は受けられるかと思います。

ぜひ参考にしてみてください！