在宅でWEB制作の仕事をして、今年で8年くらい経ちました。
慣れてきてるしこれが当たり前ではあるんだけど、全てが最高ではないかなと思う。
私はもともと引きこもり気質で、なんぼでも家にいられるタイプですが、それでも篭りっぱなしはキツイです。
今日は在宅ワークでしんどいなと思うポイントをいくつか挙げたいと思います。
子供が家にいてても、仕事をしなければならない。
基本的には上の子は小学校へ、下の子は保育園へ行っていますが、子供はしょっちゅう熱を出すものなので、その日は当然学校や園には行けません。
パートしてた時はデスクの席に着いた瞬間に保育園から電話が来て、滞在1分で帰ったこともありました…。働くお母さんなら、あるあるですよね。
在宅でもこのモーションは基本変わりません。ただ、すみませんすみませんと職場に頭を下げる必要がないので、気を遣うことはなくなります。
で、実際に子供を迎えにいき、家に帰ってきます。そしたら子供はもう元気いっぱいで笑。熱測ったら確かに38度なんですが、うちの子は39度以上にならないとぐったりしません。
そんな元気ありまくりテンション上がりまくりの保育園児がいてるのに、仕事はあります。
やらないとだめなことがあるのに、子供には「ちょっと待って!ママ仕事するから!」って言ってYouTubeにあとお任せ状態。
在宅仕事が出来ない方は、ここで子供を病院に連れて行ってあげたり、一緒に側で寄り添ってあげられるかもしれません。しかし、フリーランスのウェブ制作者はそうは言ってられません。
zoomの打ち合わせに何回も子供が映り込みましたし、「ちょっとあっち行ってて」と何度言ったことか…。また私が集中してコード書いてる時でも「ねー、これ見て!折り紙作った!ねー見て!」攻撃がきます。笑
「ママ仕事してるよね、今はだめ」と言い聞かせていますが、じっとはしてくれませんから…
熱が出てる子供をほったらかしにして仕事をしないといけないのは、想像以上にストレスですし、自分も集中して出来なくてついイライラしてしまいます。これで寝てくれてたらいいのですが、ほとんど起きてはしゃいでますわ…。
また、子供的にも「お母さんは家にいるのに仕事ばかりだ。僕たちのことを相手してくれない」となるんですね。
そばにいるのに相手にされないことの方が寂しいですよね。そこは本当に子供たちには申し訳ないなと思います。うちはリビングに自分のパソコンを置いているので、余計ですかね。
かといって別室を仕事部屋にすると子供の様子が伺えないため、やはり仕事はリビングダイニングでやりたいです。
結局、日中は作業できないので、夜間に持ち越します。子供達を寝かしつけて布団から出て再びリビングのmacに戻らなくてはいけない…体力的に辛いです。
0歳児を抱えながらの仕事は無理です!泣
赤ちゃん抱えながらの仕事は相当に大変で、本当の意味で寝れません、病みます、ミスります、そのくせ大した稼ぎにもなりません。
潔く赤ちゃんとの時間を楽しんでください。あとからなんぼでもハードワーク出来ますが、赤ちゃんとの時間は返ってきません。
2歳くらいまでは仕事に集中するのは正直厳しいと思います。焦らずに慎重に進めてください。私は無理だと判断して仕事は受けませんでした。無理に受けて信頼を失う方が怖かったので…。
どうしても働きたい方は、ペース配分にゆとりを持たせた方がいいかと思います。もしくは、自分が倒れた時にフォローしてくれる同業者を決めておきましょう。
それでも得られるものは大きい。
MTGの時間はなかなかずらせませんが、混み合ってなければ制作の時間はなんだかんだで自分で調整できます。
夜中にやるのは大変な時もありますが、静かなので集中できます。翌日から子供たちが元気になれば通学してくれるので、家では1人になれます。
なので午前中にまとめて仕事して、午後は少し昼寝したりして休息を取ることもできますし、イオンに買い物行ったりもできます。
納期にさえ間に合えばいいので、そこは自分で管理するだけ。フリーランスの大きなメリットですね。
ただし、どれだけ稼ぎたいかによって、ライフスタイルは大きく変わってきます。
扶養内で働くか、バリバリフルタイムで稼ぐか、開業前にしっかり決めておくことが肝心です。去年月収70万いったときの話はまた別で詳しく書きますが、もう朝から夜中までずーっとコード書いてました。
当然、家の中は荒れ果て、夕飯は全て出前と惣菜、レトルト、コンビニ弁当でした。家族の夕飯ですよ?自分のじゃないですよ。作る暇なんて一切ありません。とんでもなくハードでした。精神的にも病んできて家の中はずっと暗かった。夫も呆れてるのかなんなのか、会話もないし、記憶にもない。笑
お金はもらいましたが、私はもう二度とやりたくない。夕飯代もバカになりませんでしたし、知り合いのコーダーに作業の一部を外注したりと、結局割にあってたのかわかりません。
しかも、フリーの月収は変動します。その月70万の代わりに前の月は3800円でした。
これよく広告とかでみんな騙してくるので注意してください。フリーランスは年収で考えてください。
今年からは仕事のペースは調整しようと決めました。そうしてこのブログを書いてるわけです。
仕事と家事のメリハリは付きにくい
フリーランスになるということはスケジュールもペース配分も全て自分で管理することになります。
そして家にずっといてるということは、家事も仕事も絶え間なくやってくるということ。
通勤時間が気持ちのリセットになっていたりするのが、なくなるわけです。
仕事してメール書いて洗濯機のスイッチ入れて仕事して電話して自分の昼飯用意する、そして洗濯物を干してお米といで炊飯器のスイッチ入れて仕事する…
実際、結構慌ただしいですよ。気持ちの切り替え、仕事モードと家モードのメリハリはつきません。
これが性に合ってる人なら在宅ワークは可能かと思います。
私は、いまだにしんどくなりますが、そういった時は、
- 散歩に出る
- コンビニに行く
- 作業を無理やり中断して昼寝
昼寝はともかく意図的に家から出るようにしています。歩かないと体にも良くない感じしますし、何より頭がスッキリします。
大体、個人的に仕事で詰まった時は、散歩中、チャリ乗ってる時、風呂に入ってる時、ふとアイディアが浮かぶことが多いです。
特にソースコード系はなぜか別のことしてる時の方が閃きますね。なので、歩くようにしています。
ゆっくりと自分のペースを掴みましょう
フリーになって自由を得た反面、収入に対して不安になったり、焦りはあるかと思いますが、いきなり好調が続くとは限らないです。
子供がいてたらそちら優先になりますし、この歳になると親の面倒も発生したりで、自分中心とはいきませんよね。
環境が変わったら少なからずストレスになりますので、あまり無理のない範囲から始めましょう。
私は、毎年ゆっくり右肩上がり…これを目標にしています。今年もぼちぼち頑張りましょう。
コメント